ノルディックウォーキングとは
ノルディックウォーキングは、2本のポール(ストック)を使って歩行運動を補助し、従来のウォーキングに比べて運動効果をより高めることのできる、北欧発祥のエクササイズです。
ノルディックウォーキングの利点
・年齢に関係なく楽しめる
・上半身の筋肉も積極的に使われて、首や肩の血行も促進され鍛えることができる
・足首、膝、腰などへの負担が軽減される
・疲れをあまり感じることなくより長い時間行える
・年配の方には、バランスの維持をサポートして、転倒防止が期待できる
などなどたくさんあります。
ノルディックウォーキングの要点
1)ポールの長さ
まずポールの長さを決めましょう。肘を90度に曲げた高さにグリップが位置するようにポール丈を調節します。一般的に身長×0.68が目安となります。
2)ハンドストラップ
ポールのグリップ(握り部分)にはハンドストラップが付いています。ストラップに通した手はマジックバンドで楽に固定します。このストラップのおかげで、歩行中にポールが手からすり落ちることがありません。
3)歩くときの姿勢
あごを引いて胸を張り、肩は張らずにリラックスさせます。歩幅はやや広めにとり、上体はやや前傾姿勢を保ちます。ポールを付いて歩く際、重心が前方移動する感覚をつかみましょう。
4)ポールの用い方
ポールを持った腕はしっかり前方に振り出します。ポールで地面を突く位置は、両足の中央付近。このときグリップはしっかり握り、ポールで地面を後ろに押しやるようにします。突いたあとは手を緩めて、グリップは開放します。